金加工は金彩と呼ばれ、その手法や使われる色の種類はとてもたくさんあります。
まず、色調の場合、 白っぽいもの、青や赤味がかったもの、渋みがかったものなど様々です。
そして材料の形状は、フィルムの片面に金が固着していて、生地の上に置いてプレスをかけ、金を圧着させる手法、粉状の金をそのまま振りかける手法、水やバインダで溶いて生地に描く手法など、これもいろいろです。
僕らは金加工の専門職人ではないので、工房にある金は少ない方だと思います‥‥が、それでも全部出すと多すぎて載せられません(笑)。 奥に並んでいるのは、粉末状の金です。凛では、空き瓶などに移し替えて使っています( ^_^;) 手前の二つは、小さな皿に入れて水などで溶いて使っているものです。 材料や色ごとに、特性も違います。 奥の左から2つは金に見えませんよネ。粉末ではほとんど白なのですが、水などで溶いて生地に乗せると金色が出てきます。 金彩専門の職人さんの所では、素人目には区別のつかない微妙な色合いや、様々な形状の「金加工材料」がたくさんあるはずです。 |
ちょっとピンぼけでスミマセン m(_ _)m こちらは粉末というか、小さな切片状になった金です。 これを水やバインダで溶いたり、メルマガで説明した「振り金」という技法に用いたりします。 同じ形状でも、左右の色合いを見比べると、右側は少し赤味が入っているのがおわかりでしょうか? このように、金の色にも多くのバリエーションがあります。また、それらを混色して使う場合もあります。 |