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搦み織(からみおり)について

搦み織についての図解です。
絽(ろ)や紗(しゃ)が搦み織に分類されます。



左の写真は、メルマガで取りあげた搦み織の1種で、「絽(ろ)」という素材です。

生地を置いたのはガラスのテーブルですが、金属の天板枠が透けて見えるのがわかりますね?


このように、搦み織は生地の織り目に透き間が多くできるのが特徴です。

そのヒミツは、織り方にあります。




タテ糸とヨコ糸が一目ごとに交互に織られた「平織」です。

 

 

変わってこちらは、「搦み織(からみおり)」です。

上の図の例では、ヨコ糸3本ごとにタテ糸をねじりながら(もじり目と言います)織ってあります。

図で言うと、水色と緑色のタテ糸が交差した両脇は透き間になります。

 

このような織り方をさらに応用したり組み合わせて、複雑にもじり目の位置を変え、地模様を作ることができます。

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